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わあくすだより 2023年10月号

釣瓶落とし 秋晴 秋麗 秋深し 肌寒 紅葉 稲刈

皆さま、お変わりございませんか。いよいよ10月、朝に夕に秋を感じます。ムカゴが大きく成り、ザクロの実は真赤に、パクと口を開けています。カリンも少し黄色く色づき、ヤマボウシは橙色に熟して落下しています。今秋はジャムに挑戦です。

 

<思い出綴り・肥壺> 

皆さんも思い出綴りをしていますか。認知症予防、介護の対応テキストになります。

 

川口で鯔(ボラ)を投網で採ります。この魚は出世魚で、オバコ、イナ、ボラと名前が変わります。この魚にはへそと呼ばれる幽門が算盤玉(そろばんんだま)の形をしていて、一匹に1個あります。このへその塩焼きはコリコリとしてとても美味しく、今も忘れません。

田舎では魚料理の時に取り除く内臓や骨などを壺に投入して、上澄み液を薄めて肥料に使います。畑の隅には大きな壺が埋められており、肥壺と言っていました。あの頃はごみはなく、みんな大地に還していました。特別SDGsなどと言わなくても、それが普通の暮らしでした。

 

<皆さんからの便り>

・真っ赤なトンボで、顔が緑の秋アカネがやってきました。ダルマヒオウギの実に。往診の先生も感激。「子どものころに見たな~」とスマホでパチリ。

・友人から芋蔓をいただきました。「菜園はサツマイモの蔓がいっぱい」とか。きんぴらにすると美味しいのです。サツマイモの味がします。

・たよりを読んで連絡あり。1)着物和服小物 2)アクセサリーいろいろ 3)衣類雑貨いろいろ 4)小説本のご提供、ありがとうございました。秋の「ほっとあっと市」で販売します。